ラジオ局社長との対談⑨ 8号線・海岸線(浜黒崎~朝日町1・2号線他)編①

★前回までのあらすじ★

メディアに富山の現状と対策を知ってもらおうと…ある富山のラジオ局にアポなしで突入した。案の定不審者扱いされ追い出されそうになるが、心理戦の末、対談することに成功。

①富山の現状⓶体育館問題③選挙④全国チェーン⑤高岡と富山の関係性

そして⑥国道8号線・海岸線について話し合いをはじめた


①8号線問題“高岡”

⓶8号線問題“入善”

③海岸線“浜黒崎~朝日町1,2号線他問題”

について

 

社長「①に関しては、高岡の方と富山の方では雰囲気が違う」

 

社長「詳しく言えば…高岡の四屋交差点から西か」

 

社長「富山はバイパスにもなっているし、バイパスになっていないところも8号線沿いには店がほとんど建っていない

 

社長「しかし、高岡の四屋交差点から金沢方面は、8号線沿いに通常の道と同じように店が立ち並ぶ…

 

社長「ニトリやヤマダ電機、ドン・キホーテなど大型店も立ち並ぶ。」

 

社長「富山と高岡では考え方が違うからこんなことになるんだ」

 

社長「本来国道8号線とは、混雑する信号や屈曲を避け、渋滞を防ぎ、県から県、市から市へ、長距離移動を容易にする為の道路

 

社長「なるべく直線で、かつ交差点を少なくし、信号を少なく、道路幅を設けること」

 

社長「その為には、いくら皆8号線を通るからといって8号線沿いに店を建てるのはスムーズな通行の妨げになるからなるべく避けておきたい

 

社長「金沢や福井では8号線に店は建っていないし、信号も少ないからスムーズな通行が守られている

社長「富山は守られているのに、何故高岡だけが暗黙の了解を無視し、店を建てるのを許してしまったのか」

 

社長「おかげで交通の便が悪くて県内の移動がしにくいではないか…」

 

社長「高岡はなにをやっているんだ…と思ったら」

 

社長「②入善も8号線に車が集まるからといって、店を建ててしまっている

 

社長「入善は滅茶苦茶だ…。フォローのしようがない」

 

社長「他8号線が片道2車線に対し、入善は片道1車線しかない…。

 

社長「にも関わらず…信号が短距離で9つある(おおよそ)

 

社長「信号から信号までの設置距離は最低150m離さなければいけないのに」

 

社長「分かっているのか?」

 

社長「店もやや立ち並ぶ、大阪屋ショップ、ヤマダ電機、コメリ、マクドナルド

 

社長「市役所、入善警察署

 

社長「警察署は分からないが、市役所の前には必ず交差点を設置しないといけないからね」

 

社長「ホント…。県の公務員が富山県民を困らせてどうする(笑)」

 

社長「8号線と隣接している道は細く交通の需要がそんなにあるとは思えないけれど、よく信号機をそんなにも設置してくれたものだ」

 

社長「おかげで、せっかく富山市ではスムーズに通れるのに入善で足止めだ!

 

社長「あんなに信号機を設置した心意を知りたい!

 

社長「妻が友人の新潟から福井まで車で乗せた時に、富山県の区間だけ高速道路に乘らなければいけないから、金がかかって迷惑だ!と言っていた」

 

社長「こんなところだろう?」

 

管理人『はい、さすが社長…。言いたいこと全部言ってくれました(笑)』

 

管理人『何故入善の8号線に店が立ち並ぶのか…、それは入善町は8号線を中心として栄えている町なのです!!

 

管理人『8号線から離れると店は驚くほどありません

(画像:左入善、右黒部 黄色の線が8号線)

 

管理人『更に入善の8号線は、片道1車線しかないのに、一体なにをやっているんだ!!って感じですよね』

 

管理人『入善民は通勤が苦痛でしょうね…。』

 

管理人『今すぐ改善を要求したい』

 

社長「そうか(笑)」

 

社長「入善から東側は大変だろうね。富山市に行きたくても入善を通過することが困難で‥‥行く気も失せる。」

 

社長「わしに言ってもどうしようもできんよ。知事に言いたまえ。」

 

管理人『!!』

 

管理人『すみません、熱くなりすぎてしまいました』

 

管理人『交通をスムーズにする為に作られた8号線を、車が集まるからといって店を集中させるとは…』

 

管理人『なんのために作ったんだか…県や国で監視する人はいないのか?』

 

管理人『他の県ができていて富山ができないのは…どういうことなのだろうか!?』

 

社長「深く考えずにOKしているのかね汗。建物を建てるときは、事前に交通量を測ったりするものだが」


管理人『シーサイドラインについてはどう思われますか?』

 

社長「氷見から金沢まで乗った時は快適だったけど、なにか問題があったかな!?」

 

社長「県外は滅多にいかないからシーサイドラインについてはよく分からないんだ」

 

社長「シーサイドラインは、信号にひっかからずに済むから、8号線同様、遠距離を移動する際は必須っていうね」

 

管理人『はい』

 

管理人『県外ではシーサイドラインを活用して、スムーズに移動してストレスフリーなのに』

 

管理人『何故、富山県民はシーサイドラインを使わないのだろう』

 

管理人『そして皆が使わないから、私も使ったことがなかったので…この前シーサイドラインを使ってみることにしたのです』

 

社長「ほう。そしてどうだった?」

 

管理人『正直…とても驚きました。』

 

社長「!!」

 

管理人『黒崎~朝日町までシーサイドラインを走行してみましたが』

 

管理人『信号もなく、制限速度60㎞で走れるのかと思いきや』

 

管理人『制限速度20、30、40kmの区間があったのです!

 

社長「なぜ?」

 

社長「道路が整備されていなかったか?」

 

管理人『これによりシーサイドラインを走行するメリットがなくなってしまいました。』

 

管理人『何故そのような区間ができてしまったのか…』

 

社長「店か?道の駅が建っていたのか?」

 

社長「いや、あんなところ人が集まるような場所ではない。」

 

社長「家か?家が建っていて、道路が整備されていない!」

 

社長「これだな!?」

 

管理人『家ですね…。しかし、海沿いでこのような家の建て方は珍しい。』

 

社長「このような…とは!?」

 

管理人『分かりやすく図を書いて説明していきますね』


 

ラジオ局社長との対談⑩ 8号線・海岸線(浜黒崎~朝日町1,2号線他)⓶へ続く

 

前回、今回と単純な問題ではありましたが、数ある問題から厳選してこれらの話題を書いています。

それらが皆さん知っている内容ではあると思うのですが、それが大問題であるということを改めて感じてほしかったです。

 

結局私が言いたいのは、一つ一つの問題により距離感覚が他県に比べ非常に狭くなっているという点です。

距離感覚が改善できれば、いろんな市や県に行くのも抵抗がなくなり、

富山市に新しい店を建てても、みんな来るようになるわけです。

 

しかし、現状今のところみんなめんどくさがって自分の決めた狭いエリア以上のところへ行こうとしません。

これでは、店を建てても人は集まらず、新しい店が出店しない、イベントが行われない、他、衰退していってしまいます。

“すなわち若者の店が建てられない”ということになります。

 

距離感を改善し、石川県の人が金沢にいつも行っているように、富山県の人が富山市にいつも人が集まるようにする。

これを私は目指しています。

 

文化を変えなければ、ただ、建物を建てるだけじゃ、根本的な改善になりません。

 

文化を変えるには皆さんの意識を変えていく必要があります。

このレポートでは、原因について今一度考え、理解し、対策を理解し、こうやったら意識が変わっていくよ。

というレポート内容になります。

 

一つ一つの問題に目を向け、改善していく

そして連鎖反応(一人が動きだして、それを見た人が動きだして、しまいには多くの人が動きだす現象)を利用してに文化(人の習慣を変える)を築きあげて

富山を日本一住みやすい県にします。